magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

Windowsにおけるシステムファイルの消し方-Windows.oldだけじゃない

Windows.oldだけではなく、Program Filesや、Program Data、そして、意外なことに、ユーザーフォルダのAppdataなども頑迷に削除を拒否して来る。
消し方の肝と言うかキーワードは、所有者(Owner)だ。Ownerは、二重に設定されているようで、プリンシパルと言う名前でも登場することもある。オーナー名を、ともかく自分にしてしまわないと、何もいじれない、触れない、消せない。
 

まずは右クリックでプロパティを開き、「セキュリティ」のタブへ移動して、右下の「詳細設定」を押す

 

すると、「セキュリティの詳細設定」と言う大きなペインが開くので、上の方にある「所有者」を変更する。

 

すると、「ユーザーまたはグループの選択」が開くので、下段の「選択するオブジェクトを入力して下さい」のところに、自分のユーザー名を入れる

 

すると再び詳細設定のペインに戻るので、所有者が変わっていることを確認し、「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れてOKを押す

 

すると、何か注意書きが現れるが、OKで良い。

 

すると、しばらくの間(数分間)、大量のファイルの所有者変更が実行されるのでそのまま待つ。

 

書き換えが終了すると、再びプロパティのペインになるので、「編集」を押す

 

「アクセス許可」のペインが開くので、「Users」を選択、下段の、「アクセス許可(P):Users」で、フルコントロールをチェックし、OKを押す。

 

すると、再び、セキュリティ情報の書き換えの画面が現れ、数分間待たされる。

 

再びプロパティの画面に戻るので、「Usersに対してフルコントロール」がチェックされていることを確認してOKを押す

 
 
もし、ここでエラーになったり削除出来ない場合、再度、「詳細設定(V)」ボタンを押して、セキュリティの詳細設定の画面に行き、Usersを選択して、「アクセス許可の変更」を押す。そこで、「追加」を押してフルコントロールを追加出来れば良いが、もし出来ない場合は、上方の「プリンシパルの選択」を押して、そこに自分のユーザー名を追加する。それで、アクセス許可の「追加」が出来るはず。追加出来たら、下段の「子オブジェクトのアクセス許可エントリーすべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可エントリーで置き換える(P)」にチェックを入れて、OKを押す。
注)ユーザー名は、現在ログインしている、自分のユーザー名(管理者)を入れること。