pingやarpは通るのだけれど、webもファイル共有もアクセス不可になる、Buffalo LinkStationのNAS。
仕事場に持ち込んで再度試すも同じ。
謎なのは、nbtstatでも見えない。、、、が、Fingでは見えるのが腑に落ちない。
検索して、メルコのNas Navigator2を導入。起動させると、LS-WSXL732が一応、見えるのだが、、、
昨日のファームウェアアップデートで失敗したのだろうか。
メルコのサイトには、ファームウェアアップデータツールls_series-v175.exeがあって、それで復旧できるらしい。
あっけなく復旧できるかと思いきや、、、
最後は、筐体を分解。ねじ止めはされておらず、はめ込み式なので、結構大変。正面のシールを剥がして、大きなマイナスドライバでこじ開け、再度のブラスチック側板を外した。
すると、全体がすっぽり出て来る。さらにそれの、アルミ側板を「スポっ」と外すと、簡単に三枚おろし(HDD×2枚と、基板1枚)される。
しかし、結局、NASなので独立したCPU下で動いているわけで、SATAをWindowsに直接つないでも全くアクセス出来ない。
「コンピュータの管理」からアクセスしてもなかなかつながらない場合が多い。特に複数のHDDがつながったPCではお手上げ。
新しいPCにつないでみると、5~6個のパーティションが見えたが、もちろん、アクセス不可。フォーマットしろ、と強要される。
検索すると、有償の救出ツールや、LinuxのUbuntuを利用した無償ツールが見つかる。
疲れた、、、、。
起動USBからブートすると、そのままUbuntuを走らせるか、インストールするか、を選択。もちろん、前者を選ぶ。
CTRL+ALT+Tで、ターミナル(DOS窓?)になるので、$ sudo fdisk -l を実行する。
この時点で、一台のHDDは動かなくなってしまった。USBを抜くと復帰。このPlug&PlayっぷりはWindowsよりも頑強。
動く方のHDDで、mountを試したが、エラー。
まず、フォルダを、$ sudo mkdir /mnt/nas と作って置き、$ sudo mount -t XFS /dev/sdb6 /mnt/nas とかやってみたが、エラーになる。
ファイルシステム(XFS)が壊れているかも、と言うことで、xfs_repairツールを試したがダメ。
最後に、Windows用のツール「復旧天使」(体験版、256KB以下のファイルのみ取り出せる)も試したが、ファイル名不明のファイルが沢山出て来たが、意味のあるファイルかどうか不明。
あきらめて、HDDを分解し、ネオジムの永久磁石を取り出した。