magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

タミフルとサリドマイド

今年は予防接種を受けたのでインフルエンザは何とか回避できたもよう。学校では数週間にわたり、殆ど順番に数人ずつ罹患していたようす。やはりワクチン摂取が肝心だ。なお、最近また、タミフルと異常行動のニュースが飛び交っている。「飛び降り」や「交通事故」が主な事例だが、厚生省は研究班の調査結果に基づき、因果関係を否定している。しかし、FDAが日本での事例をピックアップして先に注意喚起しており、これはまさにサリドマイドの構図そのものだ。
ちなみにタミフル以外の消炎鎮痛剤(ボルタレンアスピリン)はインフルエンザに対して危険で処方が禁じられれているとのこと。インフルエンザウィルスの毒素(サイトカイン)放出を促進してしまい、脳症に至るケースが多いらしい。ロキソニンも危ないらしい。
【後記】厚生省から注意喚起が出た(28日)。とりあえず担保しとこうってのかな。でも「研究班」の報告に基づいて因果関係は否定とのこと。この「研究班」というシステムは血液製剤禍の際にも出て来たものだ。