magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

HDD分解で出てきたネオジム磁石の分解

おそらくネオジム系の永久磁石で、かなり強力ため、いろいろなデモ実験(液体酸素を吸いつけるとか)に使える一方、取扱いに気を付けないとケガをしてしまう。
今まで、沢山あっても、持て余すだけだったのだが、最近、良い利用方法を思いついた。鉄製のキャビネットの側面に貼り付け、その上に何か頻繁に使うものをくっつけておくのだ。
一番良い例が、マグライトである。ぱっと取って使って、ぱっと戻す。かなり良い。

問題は、HDDの磁石の多くが、遮蔽用の金属片に接着されていることで、これを剥がさないと実用にならない。ところが、これがなかなか剥がれにくい。マイナスドライバで無理にこじるとすぐに割れてしまい、破片が危険な状態で飛び散る。

△ようやく分解する良い方法を思いついた。カッターナイフの刃を隙間に入れて、小さななハンマーのようなもので軽くコツコツ叩くのだ。その「ハンマーのようなもの」に適するのがAA×2型のマグライト(旧)である。ちょうど良い重さだ。

【後記】3/3、調子に乗って日立Deskstar(250G)を分解したら、磁石の小さなこと、薄いこと! ヨーク(可動コイル)の上下に厚さがわずか1ミリ程度の長方形の磁石が二枚付いている(写真の磁石よりさらに薄かった)。架台ごと外そうとしてドライバで台の下をこじっただけで、あっけなく一枚は割れてしまった。二枚目も外せそうにないので架台ごと強力両面テープで貼り付けた。少し浮き上がる分、magliteは良くくっつき、使い勝手は良い。

ハードディスクを分解して取り出したNdマグネット

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