magcupの日記

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カラー赤外線写真?

読売新聞オンライン、6/21(金)「大学敷地内、野生のクマ歩く…赤外線カメラで撮影」

酪農学園大(北海道江別市)は20日、道立野幌森林公園(札幌、江別、北広島市)に隣接する同大の敷地に設置した赤外線カメラで、野生のクマ1頭を撮影していたとして、動画を公開した。

読売に掲載されている写真はカラーである。赤外線フィルムって白黒だとばかり思っていたので驚いた。検索すると、最近開発された技術(NANOLUX、カラー暗視カメラ)らしく新しい話だった。
そして、単に波長に比例した色を付けたのではなく、反射強度が、可視光と赤外線で相関がある(但し、非線形)ことを利用した「スゴイ」特許技術らしい。
短波長側から、可視光の青色~緑色までは、反射赤外線の波長も比例するが、もっと長波長の赤色に対しては、反射赤外線は最も短波長のものが対応する。
それだと一瞬、二値関数になって赤外・可視の一対一対応が出来ないのでは?と思ってしまうが、カギは、青・緑・赤の対応付けだけやってしまえば、あとは大丈夫と言うことらしい。三原色なのだからその通りだ。さすが。