magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

Nokia E61の良いところと悪いところ─でもベスト

  1. SIMロックフリーなので国内では電話は使わず、無線LANだけ利用すれば一切費用はかからない
    • 海外に行くときだけ、現地でプリペイドSIMを購入すれば良い
      • 【後記】現地で買うのは店を見つけるだけでも結構大変。
  2. 内蔵PC関連アプリが、Word, PowerPoint, Excel, Adobe, Zip, RealPlayer
    • Office2003まで対応らしい。
      • 【後記】Realは何でも読んでくれるわけではない。rm拡張子のファイルでもダメな場合があった。
  3. 内蔵メモリが64MB
    • これはminiSDでカバーするほかない。
      • 【後記】miniSDの限界が2G、、、
  4. プレゼンは出来ないようだ─でも、zero3やEM Oneによるプレゼンも非現実的なのでかまわない
    • zero3やEM Oneでプレゼンが出来ると騒いでいる記事が多いが本当に実用的だろうか。あくまでPowerPointライクな簡易プログラムが走るだけだ。アニメーションや数式を含んだ複雑なパワポのファイルを編集したり表示したりは出来ないし、ファイルサイズがちょっとでも大きくなると途端に遅くなる。リモコンも無い。
      • この点は旧世代のSigmarionJornadaで経験済みのはずだ。現在、プレゼン対応のPDAが存在しない以上、メーカー側の宣伝の材料にはなるかも知れぬがはっきり言って全く実用的ではない。
        • 注)一方、Zaurusのプレゼンは実用的だった。アダプタはIO-dataのもVoyagerのもどちらも良かった(両者は殆どコンパチ)。赤外リモコンも存在した(なぜかIO-data専用)。Zaurusの勝因は、パワポファイルの表示をあきらめ、JPGファイルの紙芝居に限定したところ。アニメーションは不可能でも、表示自体はPCとなんら変わりが無かった。スピードもそこそこ。
          • ところが、モバチキさんのサイトで、ザウルスのプレゼンに関して、「一枚一枚、zaurusショットでコピーしなければならないので非実用的」という記事が掲載されてしまったので、普及しなかった。実際にはPC側のPowerPointで、全てのパネルを一括セーブ出来た(1-9番のファイル名をリネームすれば順番もそのままでプレゼン出来た)。
    • magcupはSimarionIIIやJornada720にvoyagerのカードを挿して何回かプレゼンをやったことがある。
      • 使用ソフトはもちろんClearVue、遅くて大変だった、、、。始める十分前くらいに起動しておかないとダメ。なお純正はファイル変換が必要なのでもっとだめ。
      • 数式をきちんと表示させるために、使用していないWin95のCD-ROMからsymbolとMT-Extraのフォントを抜き出してPDA側にインストールした。
  5. USBはフルスピード2.0でマスストレージ対応
    • 無線LANBluetooth無線技術、USB、赤外線を同時に使用可能
      • 国内メーカは、ほんっとに見習って欲しい。
      • 【後記】ファイル転送は遅かった、、、、orz。ケーブル接続でマスストレージモードにすると少し速いかも。
  6. USB2.0や、miniSDスロットに、ホスト機能がない
    • Bluetooth無線LANも内蔵なので不要だろう。デメリットにならない。
      • BluetoothWiFiは海外メーカのPDAでは常識なのにどうして国内のメーカは無視するのだろう。zero3(es)で、miniSDスロットにBluetoothを挿しているのを見ると泣けてくる。まるで昔の「MZユーザ」のようだ。
        • 注)MZユーザ...SHARPのパソコンMZシリーズのユーザ。メーカーが周辺機器やOSのサポートを怠ったので、コアなユーザの結集が堅く、雑誌Oh!MZなどを通して、ハイレベルなハード・ソフトの作製が行われた。なお、magcupもその類のMZユーザだったので楽しさは判るが結局実用的ではない、、、。
  7. カメラを内蔵しない
    • これはメリット。カメラが付いていなくて本当に嬉しい。他のメーカーもカメラ機能排除を一考すべき。
      • 4月に発表予定のE61iでカメラが付いてしまう、、、。旧機種E61も並行して販売してくれると良いのだが。
      • ワンセグも要らない。
  8. 詳しい解説と使用記は文市さんのサイトで