ドイツ語版で名前がナディーヌなのは何となくわかる。Simoneではジモーネになってしまって不自然なのだろう。各言語版の比較表を作って見た。主題歌は題名ではなく、さびのフレーズを書いただけ。
国 | タイトル | ラセーヌの星 | シモーヌの名前 | 主題歌(サビのフレーズ) |
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仏 | La Tulile noire | Epe de liberte | マチルダ | サ・イラ(オリジナル) |
独 | Nadine-Stern von der Seine | Stern von der Seine | ナディーヌ | 日本の曲に詩を付けた |
伊 | Il Tulipano nero | Stella de la Senne | シモーヌ | colpi di qua, colpi di là(オリジナル) |
それにしてもフランス本国で堂々と受け入れらて大人気というのが不思議。よほどリアリティがあったのだろう。ベルバラ製作用に莫大な資料群が揃っていたのかも知れない。確かに、修道院の描写とかも真に迫っている(内側、見たことないけど、、、)ような気がする。細かいところでは、シモーヌがナイフでパンを切るシーン(2話)で、手前の方へ引いて切っている(欧米ではみんなそう)のがとても印象的。日本のまな板で切るやり方とは全く違う。そういう小さなリアリズムの積み重ねが成功を収めた原因なのかも知れない。
イタリアでは主題歌Il tulipano neroも大人気らしく、YouTubeにいろいろなバンドのライブや、日本版アニメのイントロの台詞の後に、イタリア語版の歌を繋げたりした動画もあげられている。