200Vの単相や三相の機器用に、引掛け型の3Pコンセント(=接続器)を使用していたのだが、最近、JIS規格に代わってNEMAが来襲台頭し、大変なことになっている。既存のコネクタも置き換わるのだろうか。NEMAは電圧と電流でコンセントの刃の形が細かく分かれているのでどれを選ぶかが大変。
アメリカン電機のwebサイトに規格一覧がある。旧JISの3P引っ掛けは以下のとおり。NEMAでは三本ピンでも単相なら「接地2P」と呼ばれる。
アメリカン電機のカタログでNEMA No.の付いていない規格が旧JIS。意外なことに、いわゆる接地付きコンセントは5-15(Lが付かない)と言うNEMA規格である。
- 横向きの爪がないもの
- 125V、15A、接地2P(3112型)、非NEMA
- 3112N-L5は内向きの爪ありタイプ(NEMA L5-15)
- 125V、15A、接地2P(3112型)、非NEMA
- 横向きの外向き爪が一つ付いているもの
- NEMA L6-15は250V、15A、接地2P(3122型)で、刃側の上から見て爪は左
- 3122Gは、接地3P(中心ピンタイプ)で爪なし、間違えないよう注意。
- NEMA L6-15は250V、15A、接地2P(3122型)で、刃側の上から見て爪は左
- いわゆる日本の接地コンセント
- 接地形2P125V NEMA 5-15平刃形(7112型)
【後記】
パナソニック電工のキャップはオス側(プラグ,P)、ボディがメス(レセプタクル,R)。
【後記】2014/2月、ヨドバシで取り扱いあり。明工社MH2631(接地2P 15A 引掛 防水コネクターボデー)、明工舎MH2589(接地2P 15A 引掛ゴムプラグ防水兼用)