magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

昭和天皇実録

第二巻(P.248)大正6年4月

4月22日)日曜日 摩擦発電機による電車模型運転、コルベ検電磁石蓄電、ガイスラー真空管、及び排気鐘などの実験を行われる。(以下略)○東宮侍従日記

ガイスラー管放電と、真空チェンバー(排気鐘)の実験は良いとして、一番目と二番目、つまり「摩擦発電機とコルベ検電」が、何かおかしい。

まず、ヴァンデグラーフのような摩擦発電機で、電車模型を動かす程の電気量は取れないし、検電器(Kolbe electrometer)と、磁石はどう考えてもつながらない。

察するに、
1.摩擦発電機と、コルベ検電器と蓄電器の実験
2.磁石発電機による電車模型運転
だったのを侍従が、聞き違えてメモしたのではないか?