失敗規格SJ-7(三菱)に対する互換性のメモ。
SJ-7は、ピュアモルト2005に実装されている、長さ108.0mm(栓外して90.6mm)×φ4.8のリフィル。これはパワータンク(SJP-7/10、90.6×φ4.8)とも互換であるが、使い勝手と言うか書き味はどっちもどっちなレベルので、ジェットストリームか、出来ればOhtoのニードルポイントに乗せ変えたいのだ。
まず、Ohtoの旧規格No. 85NP/87NPは、全長90mmm 軸径Φ4.8mmなので、そのままで互換(正確には長さがちょっとビミョーなのだが、、、)。ただ、いかんせん廃番である。
そこで次に、No.995/997NP/No.997NPS系と言うのを見ると、サイズは98.5mm×φ3で、これはS-7L(ピュアモルト1000番台に搭載)及びStylefitリフィル完全互換、つまりピュアモルト1000番台は全てこれでOKと言うことになる。しかし、表題の2000番台ピュアモルトには使えない。ただ、インク漏れに注意しながらちょっと(〜8mm)だけ尻尾を切って使うと言う可能性はある。
もう一つ、No.893/895/897NP/891は長さ88.5mmで、φ3ジェットストリームリフィルSXR-80-nnの長さ87.7mmに対応(もちろん同サイズのS-7Sにも)おり、安価な多色ボールペンを入れ替えるのに良い。ピュアモルト2000番台にはちょっとだけ足りないものの、尻尾に何かパイプを2〜3ミリ継ぎ足して無理やり使うことは可能である。
これ以降は本題から外れるのだが、オートの80Xや90X系、P80-07NPは、いわゆるパーカー系(98.6×φ5.8)と言うものである。それだけなら今回の話とは全く無縁なのだが、実はこれらは、三菱UNIのゲルインクリフィルUMR-83/85/87/80(8N番台に限る。112×φ6のノック式用である)や、SXR-38/5/7/10(111.5×φ4.4)とも何とか合わせられるらしいので、そこらに転がっているホルダに入れられる可能性がある。また、長さ(98.6mm)だけなら、Stylefit(φ3)のリフィルSXR-89(油性インク)やUMR-109/129(ゲルインク)とも同じ。
似ている型番で、300系も太軸(111.7×φ6.2)だけれど、パーカー系ではない。でも国内ホルダの互換品は多い。No.175/177NPの116.5mmと言うさらに長いやつもある。
最後に、Ohtoにはまさかの4C系互換が多数存在する。ジェットストリームの4C(SXR-200系)が最強と思っていたが、ニードルポイントの4Cと言えば、実はこちらがラスボスではあるまいか!?
結局どうしたいかというと、現在、No.85NP(廃番)が入っている1005と2005、特にSJ-7搭載の2005が微妙なので何とかしたいのだが、、、。
【後記】大晦日に、ピュアモルト2005が、まさかのもう一本発掘と相成った。SJ-7のインク出の悪いこと悪いこと、書き味も最悪である。
年賀状を書き終えたので、数日前にロフトで買ってきたSXR-80緑の尻尾に、先端保護用のパイプを割ったやつをセロテープでぐるぐる巻きにして取り付け、バネ止めも、セロテープでぐるぐる巻きにしてお茶を濁した。
それにしても