MSが折れた、と言うニュースは飛び込んで来るものの、まだ一般ユーザはMS御製ウィルスの猛威にさらされている。
いくら、「ご希望によってはアップデートを中止できます」と言われても、巨大サイズのファイルをダウンロードさせるだけで十分にウィルスそのものである。
で、続報。ここに詳しい。
絵も面白かったので勝手にコピーして貼って置く。
なんか昔よりPCが重くなったとか、CPUの使用率が高くなっているとか、Windows10にしろという案内が度々表示されてくっそうざいとか、そんな症状があればこれらのパッチのせいかもしれません。以下、リストになります。対象OSはWin7/8.1、ごちゃ混ぜ。
KB2952664 Win10アプグレ関連(Application Experience) (Win7用)
(注:KB2952664は環境によっては中々消えない問題が発生しております。その際は何度も(数回〜数十回)アンスコする必要有)
KB2976978 Win10アプグレ関連(CEIP) (Win8.1用)
(注:KB2976978は環境によってアンスコが不可能になる問題が発生しております。現在、対処方法は不明)
KB2977759 CEIP関連
KB2990214 Win10アプグレ関連(Win7用WindowsUpdateクライアント 詳細は ※備考1 参照)
KB3021917 CEIP&テレメトリ(遠隔情報収集)関連
KB3022345 テレメトリ関連
KB3035583 Win10アプグレ関連
KB3044374 Win10アプグレ関連(Win8.1用WindowsUpdateクライアント 詳細は ※備考1 参照)
KB3068708 テレメトリ関連
KB3075249 テレメトリ関連
KB3080149 テレメトリ関連
KB3123862 Win10アプグレ関連
KB3150513 Win10アプグレ関連
KB3173040 Win10アプグレ関連(参考:海外Reddit)
Win10にする予定があったり、MSに協力したい人はご自由に入れて、どうぞ。
※備考1 Win10にアプグレしたくない人は入れなくても良いとほぼ言い切れる暫定追加リスト
(注:上記パッチを全て削除していても、WindowsUpdateクライアント単品でもWin10アプグレへの誘導が発生しております。Win10にしたくない人は下記のWUクラにもご注意ください)KB2990214/KB3044374を含め、Win10アプグレ関連が付加されているWindowsUpdateクライアントは
<Win7用>
KB2990214 Win7用WindowsUpdateクライアント (Win10アプグレ関連ファイル有)
KB3050265 Win7用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3065987 Win7用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3075851 Win7用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3083324 Win7用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3083710 Win7用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3102810 Win7用WindowsUpdateからWin10にアプグレ時の不具合の修正
KB3112343 Win7用WindowsUpdateクライアント Win10アプグレ関連+KB3050265の不具合修正
KB3135445 Win7用WindowsUpdateクライアント
KB3138612 Win7用WindowsUpdateクライアント
KB3161608 ロールアップパッチ。KB3161608内にWindowsUpdateクライアント(KB3161647)有<Win8.1用>
KB3044374 Win8.1用WindowsUpdateクライアント (Win10アプグレ関連ファイル有)
KB3050267 Win8.1用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3065988 Win8.1用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3075853 Win8.1用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3083325 Win8.1用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3083711 Win8.1用WindowsUpdateクライアント (同上)
KB3102812 Win8.1用WindowsUpdateからWin10にアプグレ時の不具合の修正
KB3112336 Win8.1用WindowsUpdateクライアント Win10アプグレ関連
KB3135449 Win8.1用WindowsUpdateクライアント
KB3138615 Win8.1用WindowsUpdateクライアント
KB3161606 ロールアップパッチ。KB3161606内にWindowsUpdateクライアント(KB3163023)有があります。
MS公式に書かれている各種KBの情報で、過去に一度組み込んだものに関しては、再度「なにそれが組み込まれています」とは案内されません。特定の機能を削除した場合は「○○の機能を削除」と記載されるため、こういった一文が無い限り、KB2990214/KB3044374以降のWUクライアントは全てWin10アプグレ関連が含まれたままでしょう。
2016年6月時点では、これらを入れていなくてもWindowsUpdateの動作に支障はありません(Win7で確認。Win8.1は不明)。自分はずっとKB2887535のWUクライアント(Win7用)を使い続けていますが、WUの更新確認はwin32k.sysのアプデが無いときで5分程度(3570K@4.2GHz時)、win32k.sysのアプデがあると20分といったところです。(アプデにwin32k.sysが含まれているとWUの確認時間が掛かる疑惑が出ております。詳細はこちらへどうぞ)
WUクライアントの件に関しての詳細は下記の記事をご参照くださいませ。
【Win7】 WindowsUpdateにWin10へのアプグレ項目はいつ追加されたのか
【Win8.1】 Win10へのアプグレ用ファイルが無いと思われるWUクライアント
【Win】 WindowsUpdateクライアント単品でもWin10化の危険性※備考2 セキュリティ関連とWin10関連が含まれるファッキンパッチ
KB3139929 2016年3月度のIEのセキュリティ関連パッチ+Win10関連入り
KB3148198 2016年4月度のIEのセキュリティ関連パッチ+Win10関連入り
KB3154070 2016年5月度のIEのセキュリティ関連パッチ+Win10関連入り
KB3160005 2016年6月度のIEのセキュリティ関連パッチ+Win10関連入りこれらのパッチにはWin10関連のKB3146449も含まれております。が、セキュリティ関連も含まれているため、一概に入れなくても良いとは言えません。入れなかった場合、脆弱性が放置されることになります。セキュリティとWin10の合わせ技をついにやってきやがった感。糞すぎる。
その他、オプションは真っ先に罠パッチが投げ込まれるので、基本的に全スルー推奨でございます。入れないとやばいようなセキュリティパッチは重要に上がってくるでしょう(だからと言って重要のパッチは安全と言っているわけではありません。重要にも罠パッチは度々上がってきます)。
「もしかしたら自分にとって必要なパッチがオプションにあるかもしれない!」と気になる人は、オプションを入れる前に、本当に自分にとって必要なパッチかしっかり調べましょう。
注意
この記事はWin7/8.1でWindowsUpdateの設定が手動の人向けになります。自動の人はこれらをアンインストールしても再度入ってくるものがあると思います(手動でもパッチ内のファイルに更新があれば再表示されます。一度非表示にしたからといって油断しないよう気をつけましょう)。2016年のWindowsUpdate配信予定日
2016 年 05 月 2016/05/11
2016 年 06 月 2016/06/15
2016 年 07 月 2016/07/12
2016 年 08 月 2016/08/09
2016 年 09 月 2016/09/13
2016 年 10 月 2016/10/11
2016 年 11 月 2016/11/08
2016 年 12 月 2016/12/13
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