magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

家のプリンタ更新

九年間使った自宅プリンタPX-504Aからようやく脱却し、新機種(と言っても型落ちEP882AW)に更新した。
旧プリンタPX-504Aは、エプソン一のロングセラー機であった。特長は、家庭用と銘打っているくせに、A4にもハガキにも対応する大容量カセットとWiFi装備で、超安価なミニオフィス級プリンタであった。今、検索すると後継機が無くて困っている人たちが沢山いるのだが、我が家の504Aも、ついに印刷がちょっとダメになりかかってきた:

  • 毎回と言って良いほど、ノズルクリーニングが必要
  • 印字がそれほどきれいなわけではない。写真印刷には不向き

と言うわけで、最新のEPSONプリンタEP882(型落ちなので最新ではない)を楽天で購入、¥28,680で、もちろんカセット付き、接続はLAN・SD・WiFi・USB、インクは染料6色、但しブラックは大きくない、スキャナは1200(センサーアレイ)×4800(動く方)。驚いたのは排紙トレイが自動でとび出て来ること。しかし、はっきり言って、なんだかエイリアンみたいで気持ち悪い。

もう一つ、カセットにアダプタが付属になった。最初見たときは、なんだ面倒くさいな、ハガキ用に入れ替えるのか、と、憂鬱になったが、実はそうではなく、このアダプタ自体も内蔵して、上トレイ(ハガキ・2L等)、下トレイ(A4)とダブルトレイになるらしい。背面の手差しはセット1枚だけなので、年賀状は「上トレイ」で印刷する。この際に、A4用紙を出さなくとも良くなった点がとても良い。また、ノズルクリーニングの回数を減らすために、勝手にクリーニングして、メンテナンスボックスに廃インクをジャンジャン捨てて行く方式になった。

さらに新機能としては、メモリ対応としてUSB孔が付いたので、さすがにSDはサポート外になったかな、と思ったら、そうではなく、しっかり、両方に対応している。これは良い。自分はNASとして使っている!

交換インクの形状も、スマホ対応も、自分の知らない間にガラリと変わってしまった。インクカートリッジの見た目は互換インクみたいに安っぽくなってしまったが、色持ちは極めて良いとの噂だし、スマホへの対応はスゴい。プリントもスキャンも全部出来てしまう。これだからPCを使わない人、が増えて行くのだな、、、困ったことだ。



思い起こせば、PX-504Aは、2012年5/13(日)にヨドバシドットコムにて18,770 円で購入。何と言ってもオフィス機のようなカセット付、と言う点が気に入った。複合機なのにどうしてこんなに安いのか、いぶかしいくらいだったのを覚えている。安い理由は簡単で、写真印刷がショボいからであるが、当時すでに写真は、コンビニの専用プリンタの方が圧倒的に速くて安くてキレイであることを認識していたので504A購入への躊躇はなかった。

さて、この504Aを、大きなバッグに入れて貰い、雨の日曜日に仕事場へ移送し、大部屋の机の下に放り込んだ。予備インクも揃っているので誰か使ってくれると良いのだが。もう一年使えば十年になったのに、と思うとちょっと悔しい。

上(新EP882AW)、下(旧PX-504A)。何と、EP882では、左右がコンパクトになった。前面パネルのスイッチもなくなって、全面的にタッチパネル操作になった
EP882は、SDカードに加えてUSBメモリもサポート。そして、、、何と赤外線も。昔のケータイからデータを取り出す需要が残存するのかな。一方、Bluetoothは後継機種の883でようやくサポート。
何と奥行きもコンパクトに! 接続インターフェースはLANとUSB、そしてWiFiと、変わらない。