magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

Linux Zaurusでプレゼン

Zaurusの周辺機器で大物というか値段の高いやつでこれまで試したのは、USB-CF、PHS音声端末直結ケーブル、英辞郎、mobile map、navi+CFGPS2、そして、外部画像出力用CF である。このうち、自分が大変気に入っていて、かつ、あまり他でレビューされていない、外部CRTによるプレゼンについて記しておく。『あること』に気付くと非常に使い良いことがわかる。
カードの機種はCFXGA。機種名とは裏腹にZaurusで使った場合はSVGAまでしか対応していない。また、延長ケーブル接続用に、15pinオスオスアダプタが必要。
Zaurus用プレゼンテーションファイルは、PowerPointで「形式を指定してセーブ」を選んで、画像形式(GIF, JPG,PNGいずれでも可)を指定。一枚一枚ではなく、プレゼン全体を一挙に複数画像ファイルとしてセーブできる。これがポイント。
この技法(技法というほどのものではないが、知らない人が多い、、)を使うと、シンクしていなくとも、メモリカードなどにセーブしておけるので、手元にZaurusが無くとも作業が出来る。この点が非常に使いやすい。単純画像ファイルなので、もちろんアニメーションはできないが、一方、各種CE用プレゼンタアプリなどの「中途半端」なコンパチビリティではなく、画面がそのまま完全に再現される。この点も非常に良い。
アニメーションはさておいても、数式や図形が入ったプレゼンファイルだと、CE用の各種プレゼンタはかなり再現性が落ちる上、速度も遅い。これに関しても単純画像のプレゼンは速い。画面サイズの指定はPowerPointのページ設定でサイズを変える。CFXGAには、赤外線リモコンが付属していて、これも良い。レーザポインタ内蔵だともっと良かったのだが。リモコンのキーはキーボードとの単純な一対一の対応ではないが使い方を覚えると便利。

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最初 \  ↑  / BS(上の階層へ)
   ← Enter →
最後 /  ↓  \
 [i]   [i]    [i]
切替   開始   終了

覚えることとしては、リモコンで、
※プレイリストの選択は出来ない。
※どれを何回押してもプレゼン終了にはならない(安心)
※前もってキーボードで、プレイリスト選択とカード出力をやる。
※プレゼンに入ってからは、
 イ)戻る、進む、あるいは←・→で進行
 ロ)左[i]でリストあるいは画像一覧へ切り替わる
 ハ)中[i]でプレゼンに復帰(Enterではない)