magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

世界ジャンボリー

ボーイスカウト世界ジャンボリーで第十回は1959年、フィリピンのマッキリンパークで開催された。日本から520名が派遣された。しかし、開催期間中に日本から参加した少年数名が現地民によって殺害された。当時、内密に処理され、事故死として扱われたが、第二次世界大戦以前の日本による占領に対する反日感情が非常に高い頃の出来事であった。
日本はこれを含めて莫大な負債を今もなお返済し続けている。C級戦犯に対して現地でいいかげんな裁判でリンチに近い処理をされた問題もようやく最近になって「南十字星」などの舞台演劇で取り上げられるようになってきたが、対中国ODA、沖縄、パンパン、と言った多くの犠牲の上に現在の日本が成立していることを忘れてはいけないと思っている。犠牲というとかなりネガティブに聞こえるが、うがった見方をすれば、『戦略』と言っても良いかも知れない。
理不尽に殺された方々の冥福をお祈りするしか自分には出来ない。