これから海外出張シーズンなのでモバイル用ワイヤレスLANアクセスポイントを探していた。機能は単純で良く、ルータ機能は不要で、WEPキーさえ入力すれば単純にブリッジでつなげてくれるものがよい。ともかく小型のものがないかと探していたら、Road Warriorのポケットワイヤレスというのを見つけた。これだと付属のACアダプタも100-240V対応なのでC型のプラグ変換さえ持って行けば英国以外のヨーロッパはほぼ大丈夫だ。電源コネクタは標準的なタイプ(Zaurusと同じ)なので、USB給電ケーブルでPCからの受電もできる。WiFiも高速なGタイプに対応している上、価格もリーズナブルだ。
実際使ってみて、とてもよい。E61もザウルスもOKだ。家のLANに繋いでも非常に良かった。
【余談】こういうのの初期設定はマニュアルには専用の設定ソフトをインストールするように書かれているが、アダプタ自体のIPアドレスさえわかれば汎用ブラウザで設定できる。もちろん、E61やzaurusでも可能だ。特にメーカーの供給する設定ソフトはWindows限定の場合が多いので、出先で設定が必要になったとき、手元にモバイル機器しかない場合に覚えておくと良い。
問題は、このアクセスポイント機器自身のIPアドレスがDHCPから発行される場合、毎回変わってしまう可能性があることだ。特に出先での使用時には全くわからない。アクセスポイント名からアドレスを割り出せれば良いのだが。Windowsであればnetenumという、まさにこのために作られたとしか言えないようなIPアドレススキャンツールが存在する。しかし、Zaurusやモバイル機器では一つ一つpingして探すほかない。Symbianではpingツールさえ有料だ。
【後記】8/27記、大失敗だった。電源は4VなのでUSB給電は出来ないことも無いが非常に気持ち悪い。そのうえ、リンクシスのWTR54の仕様を見直したら240V対応になっていた。以前どこかのサイトで見たとき、100V専用と書いてあったので止めたのだが、、、。orz
【後々記】2009年記、上で大失敗とか書いて置きながら最近は出張の際にはこのwifiモバイルルータを必ず持ち歩いている。国内も海外も大変便利である。初期設定はwepだけなので、このキーを「空気の読めない大人物二名(小文字13文字)」に設定してしまって他はいじらない。出張時にしか使わないので、同道の者にはキーも教えてしまう。さらに、「我々の業界でこの空気の読めない大人物二名を即答できなければ存在意義ナ〜シ」とか言ってちょっとオドカシテやるのも教育的。
