magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

ロジクールの悲しいBluetooth_orz

ロジクール(Logitech)のBluetoothマウスがまた動かなくなった。つなぐUSBポートを変えただけだ。マウスは動くのだがBluetoothが動かないのだ。本来、Bluetooth Hubとして機能するはずのマウス台は汎用USBハブとして認識されてしまう。以前、初めてインストールしたときも同様なことがあり、しばらくの間、Bluetoothでないワイヤレスマウスとして使っていたのだが、ロジクール(Logitech)の米国本社サイトを良く読むと、「webで配布している最新版のドライバにはBluetoothスタックが含まれていないのでBluetoothを使いたい人は同梱CDに入っている古いドライバを使え」という重要な情報が小さな字で書かれていた。もちろん、日本のサイトは大きな字で書かれた内容ばかりで、サポートに電話してもWindowsを再インストールしろとか間抜けな返事しか返って来なかった。
しかし実際、メーカーサイドでのBluetoothのお世話は大変だ。母艦と接続機器の相性、多種のスタックへの対応。膨大な件数のクレームが押し寄せても不思議ではない。それが理由かどうかは知らないが、ロジクールBluetoothからほとんど撤退してしまった。本国でも単純なスクロール機能だけを持つ二ボタンマウスだけをひっそりと販売している。ただ、旧マウスのサポートだけは続けているようで、ドライバもBluetoothスタックを含んだ改良版2.22がダウンロードできるようになった。さらにバージョン3以降の最新版にはBluetoothスタックが含まれていないので、Bluetoothを使いたい人は2.22をインストールしてから最新版を上書きするようにとの説明も和英両方のサイトにちゃんと記載されるようになっている。zaurusの販売終了でアップデートファイルのダウンロードまで中止してしまうSHARPはえらい違いだ。
話はともかく、Bluetoothがまったく繋がらない。マウスをはずしてみたり繋いで見たり、ドライバv2.22を5回くらい、インストールとアンインストールを繰り返した。すると、マウスを繋いだままもう一度再インストールしたときに突然、「ドライバをインストールしています」という新しいメッセージが表示され、無事にBluetoothスタックが舞い降りてきた。アイコンはロジクールオリジナルのもので、小判型のBluetoothアイコンではない。そんなことはどうでも良い。つながってめでたい。いやはや。一日がかりだった。