magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

E61日記━スイスでローミング

  1. 準備
    • Softbankローミング契約してスイスに行った。滞在は6日。フライト中、スイスのキャリヤ(=携帯の電波)を無事につかまえられるかずっと心配していた。あと、E61を紛失したときのためにSIMの緊急停止+81-3-5351-3491を控えておいた。
  2. スイス到着
    • 約12時間でチューリッヒフルークハーフェン(空港)に 到着。降機してすぐにずっとオフラインにしていたE61のProfileをいよいよOnlineに切り替える。ネットワークオペレータの選択はAutomaticモードだ。数分後、Immigration(入国審査)に入る前にいきなりSMS受信、何とSoftbankからだ。「日本へは+81でかけて下さい」と言う内容。電波を捉えたキャリヤはSwisscomだ。、全く問題なく、あっけなく、つながった。
  3. 空港の携帯ショップ
    • 入国審査後、道路を渡ってAirport Shoppingエリアの方に行き、Migros(スイスの有名なスーパー)で水と食料、隣のStop&Shop(これもスーパー)でビール(これが大事)を買い込む。現地到着は夜(スーパーは5時で閉まる)だし、宿舎のすぐ近くに食堂も無いらしいのだ。
    • ふと隣を見るとSwisscomの携帯ショップがある。こんなわかりやすい所にあるのだったらSoftbankとなんか契約せずとも「現地プリペイドSIM」が十分可能だった、、、。もはや後の祭りではあるが、Google検索(空港のレンタル携帯屋rent@phoneのみがひっかかった)なんかよりも、現地に実際に何回か行っているWさん(今回の仕事の親玉)に前もっていろいろ聞いてみるべきだった。
  4. 何もしなくともつながる
    • しかし少なくとも、何も特別な設定をせずとも、Tools-Settings-Network-Operator selectionをAutomaticにさえしてあれば通話もパケット通信も可能になることがわかったことは大いにハッピーだ。「ローミングモードに切り替える」ことすら不要なのだ。
  5. パケット通信
    • なお、パケットのアクセスポイントは国内と同じもの(VFJP access internet, vodafone)がそのままつながる。但し、1kB=2円なので、使いすぎていわゆる「パケ死」になってしまうことが恐くほとんどwebには繋げなかった。宿舎と現場の両方にLANが整備されていたのでメールやwebはもっぱらLAN経由でアクセスした。
  6. キャリヤの切り替え
    • キャリヤ(=Network Operator)を選択するには先ほどのTools-Settings-Network-Operator selectionをManualにセットする。自動的にサーチングが始まり、選択肢が現れるのでどれかを選べばリクエスティングが始まって数秒後にはつながる。もちろんAutomaticにしてあれば何もしなくともどこかにつながってくれる。場所・地域によって周波数帯の異なるキャリヤの一覧が現れるのは圧巻。その場でキャリヤを選んで通話する―日本では考えられないことだ。
  7. Docomoローミングはスイスでは圏外だらけ
    • NTTユーザが「また圏外になった!」とぼやいているのを尻目にE61+softbankは滞在中一度も切れることは無かった。
    • なお、Softbankと提携していないキャリヤ、たとえばOrangeやT2を選ぶと当然ながらエラーになる。その場合は単に別のキャリヤ(Swisscomかsunrise)を選び直せばよい。NTTだとOrangeに固定(注ーNTTのユーザがそう言っていただけ。未確認)なので、ちょっと郊外に行くとつながらなくなって困っていた。
  8. 日本の携帯にかける
    • なお日本の携帯には、ローミングでもホントに日本国内に居る携帯でも+81-90-xxxxxxxxで簡単につながる。音質も対NTT-Docomo以外はすこぶる良好。
  9. スイスでの国際電話発信
    • "+"(=国際電話プリフィックス)はE61では簡単に入力できるのだが、入力できない電話機(固定電話など)の場合はスイスでは00がプリフィックス番号となる。仕事を手伝ってくれたLさんは「何かあったら俺の携帯を呼べ」と親切に携帯の番号を教えてくれたのだが、何と番号が+49-77-xxxxxxxxとドイツの番号になっている。彼はドイツから来て働いているドイツ人だった。「My mobile phone is Japanese one, and it seems quite strange to me to call you; from Japan to Deutchland!」と言うと「And through Swiss!」と大笑いしながら答えてくれた。
  10. 現地プリペイド携帯三台を持つWさん
    • ちなみに現地に何回か足を運んでいる先ほどのWさんはスイスB市の駅前のSwisscomでプリペイド携帯を調達したとのこと。番号は+41-79-xxxxxxxxとスイスの番号だ。Wさんは日本と英国とスイスの携帯を三つ持ち歩いていると聞いて、一瞬、「お前は亜州モバイル人柱隊か!」と言いそうになった。残念ながら通じそうになかったが、、、。
  11. 次回こそ現地プリペイド
    • さて次回こそはSwisscomプリペイドだっっ、と行きたいところだが、次の仕事は英国なのでBTだ。今度こそ、ヒースローの携帯ショップのありかをWさんに聞いておこう。あと、帰国後、Softbankとの契約解除も急いでやらねば。国内はWillcomで十分。