三セクの単線で五つ目の駅である。家の前にWillcomの巨大なアンテナが立っており、通話はバッチリなのだが、いつの間にか回線が32Kになってしまっている。64KがPHSの売りだったのに、、。それでも通話はフィルタ技術の進歩で問題ないのだが、データが32Kというのはかなりきつい。いくら待てども表示されないページが結構ある。
持参したノートPCでネットに繋いでLAN速度を測定してみると、確かに26〜28Kbitくらいしかない。その昔、2400bpsのQPSKモデムを買ったときは300bpsの音響カプラに比べてカッ飛びの速さで仰天したものだが、、、。これはダメか、と諦めかけたのだけれど、体感速度が十倍くらいになる接続方法が見つかった。
それは、NokiaのOpera miniをWiFi経由でPHS接続することである。というわけで必然的に、Hybrid zero-3のWiFiSnapということになる。これにNokia N8をWiFiで繋いでネットサーフィンすると、もちろん、LAN並みとは言わないが、体感速度はそれほどストレスを感じない。あとで、Opera miniのデータ量を調べると、実データに比べて1/10くらいしか流れていない。一旦、Operaのサーバに落として、最低限必要なものをバックしているらしいのだが、何しろその速さは素晴らしい。
もっと宣伝すれば良いのにと思った。