magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

aterm-WF800HPのルーター越え

あこがれのルーター越えであるが、一応出来た。使用したルーターの機種は、日電のAterm-WF800HPである。
まず、ルーターモードに切り替える。WF800HPは、ありがたいことにハードスイッチである。これがソフト切り替えだと、切り替えに半日は要する。
まず、ローカル(LAN)側から、ルーターを見つける。http://192.168.10.1DHCPの設定で最後の一桁が異なるかも)か、あるいは、http://aterm-NNNNNNMACアドレス下六桁)でLAN側から見えるはず。いや、LAN側からしか見えない。WAN側からは設定によってはpingが通るくらいで、基本的にWANスティルスである。
LAN側のPCからAtermの設定画面が見えたら、トップページ > 情報 > 現在の状態で「WAN側情報>IPアドレス」を見る。そしてそれが、WAN側(仕事場のLAN)のPC群と同じ類であることを確認(つまり、上三つが同じ番号)。
そうしたら、いよいよ、LAN側のPCの「トップページ > 詳細設定 > ポートマッピング設定」を行う。ここで、ルーターの設定が「詳細モード」になっていないと出来ない。もし簡単モードであったなら、詳細モードに切り替え、再起動を待つ。
なお、ポートマッピングは、あくまで指定した1台のLAN-PCへポートをつなぐだけであり、ポートフォワード(=ポート番号を変えてしまう)ではない。それから、ポートマッピング設定画面の「IPアドレス」は、LAN側PC(書いて置いてくれよ!)で、ポート範囲は3389のみとする(ちなみにファイル共有は445)。設定ができると、下方の「NATエントリ」に表示される。
以上で、ルーターを再起動して終わり。使い方は、

WAN側(=仕事場LAN)のPC ⇒ ルーターのWAN-IPにリモートデスクトップをかける ⇒ ルーター越えされてLAN側PCの指定した一台にリモートデスクトップがつながる

となって非常に簡単なのだが、ルーター越えで捉まえられるのは1台のPCだけなのだ。テレビ受信のサーバーとかならそれで良いのだが、仕事用のPCが何台もある場合は「無理」である。せめてポートフォワードが出来れば、WAN側の別の番号のポートを、LAN側の別のPCの3389につないでしまう、と言うことが可能であるが。