magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

(父の想い出)一周忌、準備されていた

準備が出来ている、忘れている、他の親戚が来ている、病気等で臥せっている、いずれの場合でも対応出来るよう、寺との約束二時のだいぶ前、十一時頃に家に着くようにホテルを出立。
義母(亡父の再婚相手)が、せっかく復旧してやった電話回線の料金を支払わず(お金がないわけでは無く、払ったつもりと確信してしまって未払いとなった)、回線を再度、切られてしまったため、家まで行かないと状況が分からないのだ。
実家の門を叩く前に一旦、Sフード(イオン)に立ち寄り、万が一準備がなされていない場合、買い物が出来るかどうか、お花と和菓子の店ををチェック、OK。

果たして玄関をノックすると、大きな花束と小さな花束がバケツに挿してある。前回(十月)、一周忌の日程打ち合わせにmagcupが実家に来た際に、日付と時間を紙に書いて置いて来たのをちゃんと取っておいて覚えていてくれていたらしい。お金(3+1)と、供物(お菓子の箱)、線香・ろうそく・ライター、も準備してあった。ほっと一息。
話を聞くと、お花は、フードのお店で購入したところ、家まで配達してくれたらしい。また、供物も和菓子コーナーで頼むと、専用の包装をしてくれた、ありがたいと喜んでいた。

お墓での読経の際のお布施は用意していなかったのでこれは自分で三千円、茶封筒に入れて用意。おそらく、方丈様がじきじきになさるだろうから多めにしておいた。
昼食を近くのガストで取り、タクシーでお寺まで。全て義母が支払ってくれた。他の親戚(血縁者たち)は尋ねて来ることはあるか、と聞くと、「Nちゃん(三男の長男)とHちゃん(次兄の長男)はたまに」というようなことを言っていたが、いつのことなのか、おそらく、誰も来ていないのであろう。少なくとも、長兄の娘、次兄の次男、妹の長男(妹の長女は逝去)は音信が全くないようだ。

亡父の一周忌法要、遺影は額に入った写真、塗りの位牌と、紙に書いて貰った分と両方が立てられている

四人での一周忌になったが、お経は十分に長く、拍子木と鉦吾(支木と言うハンマーのようなもので左手で叩く)の鳴り物も付いた(シンバルのような妙鉢は使わなかった)。※能楽では鉦鈷と書いたと思う。
墓前の読経はするか、と聞かれ、「お願いします」と返答。読経中に義母が後ろへ倒れ、一瞬焦ったが、たいしたことは無かった(おそらく)。お布施を渡し、お寺を後にし、タクシーで駅まで向い、義母をローカル線に乗車させてお見送り。その後どうなったかは、電話もできない(回線切断)のでわからない。

お墓での読経分(自分が用意、三千)と、一周忌の分(三万)と、年末の挨拶の分(一万)

次回は来年のお盆と三回忌。「私もどうなっているやら」と義母。確かに家の中が、障子が破れたり、床に小さなゴミが散乱していたり、妙に散らかっている。
また、今回の法事とは別に、盆暮れに父親と寺へ挨拶に行っていたかどうかを義母に聞き、「行っていた」と言うことを確認した。
 
(後記)2021年9/15記、2020年のお盆(新盆)は、事前(8月初め)に電話したところ、甥御さん(Hさん)に連れて行って貰うと言われ、一安心。
また、三回忌は、準備の段階では行く、とのことだったのだが、当日(12/12)、駅から電話をしてみると、寒いし、具合が悪くてどうしても行きたくないと言われた。よって寺まで同道せず。
寺に行く前に自分一人で、家まで行ってみると、お布施やお花の準備はしてくれていていた。その後、半年くらいして、2021年8/5に永眠。