Fifineマイク納品、圧倒的なチャイナクオリティ

FifineのUSBステレオマイクK690納品。既にグースネックのスタンドマイクK052は持っているのだが、ステレオ配信してみたくなったので購入。
音質は普通。バックエレクトレットコンデンサーマイクのユニットを使っていて音が悪いはずがない。楽器の表現を捉えられるかどうか、などと言う精細な話はさておき、音声録音で問題があるはずがない。
問題は三脚用ネジ変換アダプタ。本体のネジ孔3/8"を5/8"に変換するアダプタ（＝マニュアル記載）が付属しているのだが、これが１ミリくらい残して奥まで入らないのである。アダプタのネジは「逃げ」が切ってあるので、本体ネジ孔（メス）を加工する際、途中でネジ山を切るのをサボって止めてしまったのだろう。さらに、この3/8-5/8と言うマニュアルの記載も大嘘で、どうみても1/4-3/8（カメラ用⇒ビデオ用変換）である。しかし、ちゃんと見ると1/4ではなく何とM6だった。

何と奥まで入らない。１ミリほど残して行き止まり

仕方が無いのでM6のスプリングワッシャを装着。左は電源・データ用USB、今どきtype-A

大昔、アーチェリー（洋弓）をやっていた頃、射場で購入した中国製の練習弓で同じことがあった。何とスタビライザが奥まで入らないのだ。もはやチャイナリスクである。皆が困ってしまっており、ちょうど仕事場にあった5/16-24タップで、ネジを切ってあげたことがある。しかしそのチャイナリスクよりもさらに驚くべきことに、誰にも礼を言われなかったのが衝撃的な記憶として残っている。そんなこともあって止めてしまった。