magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

遺品発掘、8mmビデオカメラ

ロフトにしまい込んで行方知らずになっていた、父親の遺品がいくつか発見され、結局、処分したので写真を貼って置く。
まず、8mmアナログビデオ、CCD-TR75「ステレオパスポートサイズ」、1990年6月発売。SONYの黄金期である。

ズーム、ステレオ/副音声切り替え、スーパーインポーズ、フェーダー、、アナログ黄金期の製品

 

音声ステレオ入力、映像コンポジット入力、ステレオマイク。AC電源を付けてもビデオカセットは取り出せなかった

 

DC出力は何用なのだろう。マイクはプラグインパワーだし。

 

裏側。三脚ネジ孔。91年製造らしい。

 

ファインダー側。録画ボタン。手前にバッテリー装着金具。直接、ACアダプタからの線をつなぐことも出来る

 

バッテリー充電器兼ACアダプタ。カムコーダの背面のバッテリー端子に直接貼りつくDCラインが面白い。

 

ACアダプタと取付金具の背面

 

上部にはおそらくライトが付いたのではないだろうか。父親が何を撮影していたのかは良く分からない。本人の興味もデジカメに移り、カメラだけ自分に送り付けて来たのである。

  

再生はどうしていたのか。VHSに入れ子で入るアダプタでもあったのだろうか、、、

 

自分はビデオには興味を示さず、父親に不思議がられた記憶がある。帰省する度に親戚の動画をいろいろ見せられて辟易していたせいだろうか。

 

テープは筐体に入ったままで取り出すことも出来なかった

 

まさに二十世紀の遺物である。父親はようやく、「ワープロ」を使いだそうとしていた頃だ。パソコンもデジカメもまだまだはるか先のことであった。