magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

Amy Anderson

家族が単行本を購入し、喜んで読んでいたのでAmy AndersonのDVDも買って上げた。これがとても面白く家族が見たがるのにかこつけて何回も見てしまった。主人公の"Amy Anderson"でGoogleにかけると71,400件ヒットする。医者、教授、芸術家、俳優、etc.が目白押しなのが面白い。
日本ではだんとつNo.1の人気だったのに海外では"least favorite"に挙げられていることが多い。理由は、「勉強し過ぎ」、「髪が糊付けされたみたいでヘン」、「弱い」、「あんまり役に立ってない」、、、など。日本人の美徳とするところが世界に通じないようで心なし気が重い。なお、彼女を必死に擁護するサイトもあるので必ずしも全く理解されていないわけではない。
さらに検索してみると、DICによるdubbed版(いわゆるNA版)では台詞がかなり変えられて全く別人にされていることがわかった。ちょっと説明を読んだだけでもこれでは人気が無くなる、とすぐにわかった。もともと、DICはキャラクターだけ採用してPower Rangerのような番組にしたかったのだが日本側が製作費用の面で拒否した、とか、北米の実情に合わせるため、translationではなく、adaptionされたとか説明しているサイトもあった。換骨奪胎ということか。さらに日本語版との詳細な対比を紹介しているサイトもいくつかあり、そのようなサイトでは、日本語版は"uncensored〜"と呼ばれていたり、「Amy Andersonは日本で放映された際は一番の人気だった」と説明されていたりするのもまた面白い。それに対しヨーロッパ圏では単なる吹き替え版が受容されているケースも多い。オーストリアで「寅さん」が評判になるのも頷ける。