景気、池上彰さん

池上彰さんの日経Biz記事「なぜバブルは生まれ、そしてはじけたのか？」を読んで感動したので、メモしておく。

• バブル景気の直前
  • ハイテク景気(第10循環)、1983年2月〜1986年11月、自動車・半導体など、ハイテク産業の輸出増大による。
    • レーガノミクスによる高金利政策で円安になったのが原因。中曽根総理とともに始まり、プラザ合意による円高で幕を閉じる。
      • カーター大統領の失策をリカバーするという名目。減税、歳出削減（⇒軍事支出に転換）、規制緩和、高金利によるドル高誘導（インフレ退治）が四つの柱。
• 第11循環1989年バブル景気、1986年（昭和61年）12月から1991年（平成3年）2月で崩壊、1993年10月まで。
  • プラザ合意(1985年9/22)で輸出に行き詰った企業が、土地投資(財テク)に走り出した。
• 第13循環ITバブル、1999〜2000年、2001年に崩壊
• 第14循環、2002年2月から2009年3月までの86ヵ月間、いざなみ景気
  • ゼロ金利政策(速水日銀総裁、小渕総理)で始まり、小泉総理で盛り上がり、リーマンショック(2008年9/15)で終了。
  • リーマンショック、2008年9月15日
    • プライムローン不適格者向けに貸し過ぎて貸し倒れ。
  • 景気循環の定義は内閣府できちんと決められている
• 株価長期変遷１、２、３
• 量的緩和
  • ゼロ金利政策を超える手法。中央銀行の当座預金残高量を増し積み。(日銀2001年3月19日から2006年3月9日)
    • これをさらに超えるのが異次元緩和。(2013年黒田日銀総裁)