産経新聞オンライン(3/26)WIRED「アップル、グーグルの成功は優秀な社員ではなく、戦略的な人員配置にあった:調査結果」
エリート社員が集まれば成功は約束されたと考えるのは大間違い
という挑発的な書き出しで始まり、
アップルは600人のエリート社員を動員し2年足らずで『iOS 10』を開発し大成功
しかし、、、、
と比較し、切り捨てている。つまり、
トップ企業は会社の戦略や業績に大きな影響を与えるクリティカルなポジションに高スペック社員を集中的に配属します
なのだそうだ。これを聞いて、昔のMSKK(日本マイクロソフト)の、winipcfg事件を思い出した。「Nakada nobuhiroの日記」と言うサイトで、いつ書かれた日記か不明(Pentiaum?マシン組立と言う記事があるのでその頃)なのだが、12月の日記に「winipcfgの怪」と言う記事がある。
このコマンドはWindows95のもので、GUIなのだが、詳細表示はオプションを付けなければならず、その時点でオワタ感満載なのだが、そのオプションが日本語版で破滅的なのだ。
英語版: /all ⇒ 日本語版: /全 (当然、全角)
そしてさらに、
英語版: /batch ⇒ 日本語版: /バッチ (なんと、半角カナ!!)
と言うありさまなのだ。Nakada nobuhiroさんは、こう記している:
ワシもMSKKを見くびっていたが、こんなオプションが一発で思いつくようにはなりたくないものだ
つまり、マイクロソフトはwin95の時代から、開発スタッフの中に「半角カナのオプションで違和感を感じない人」が紛れ込んでいたということだ。
もちろん、winipcfgなどは滅多に使わない(win95では、LANはスタンドアロンでは正式サポートされていない)のだから、大したことではない、と言う意見もあろうが、アポロ計画は全体の成功率を高めるために、ネジ一つ一つの精度の9'sを上げさせたと言う話がある。巨大システムであるOSも同断だと思うが、、、。
注)windows98以降ではこれらのオプションは/allとか/batchに修正されている。