magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

単線の列車交換におけるフェールセーフ

家で謹慎中、じゃなかったリモートワーク中に、鉄道のYoutube動画を見ていて、ハマってしまった。大昔の閉塞信号の機構だとか、貨車の突放だとか、また、狭軌での高速運転試験だとか、とても興味深いものが多い。その中で、フェールセーフについて、ハッとさせられた動画があった。
その動画は、特にフェールセーフを意図して作られた動画では全くなく、単に単線(越後線)の前面展望動画だったのだが、駅での列車交換つまり、入き違いの場面ではっとさせられたのである。単線と言ってもタブレットを交換していたのはもう何十年も前の話で、今は自動信号になっているのだが、注目すべきはポイントである。


駅のホームの両側に分離した、往路と復路の線路が、駅から少し出たところで、再び合流するポイントがある。そのポイントの少し手前に、もう一つ別に分離するポイントがあり、出発信号機が赤になっている間は、その手前のポイントは途中で切れてしまう短い線路の方に接続されているのである。そして対抗列車が通過した後に、合流ポイントが切り替わると同時に、この手前の分離ポイントも本線へ復帰する。つまり、万が一、何かの事故や重大な不注意で、入れ違いをする対向列車が到着する前に、自分が発車してしまった場合、正面衝突を避けるために、別の線路に誘導するというものらしい。無論、もし、こっちに突っ込んだ場合、線路はつながっていないわけで、すぐに脱線することになるのだが、正面衝突に比べれば何百倍も損失が少ない、と言うわけだ。


検索すると、安全側線と呼ばれるもので、これのおかげで被害が最小限に抑えられた事故も多いが、また、残念ながら、側線に突っ込んだ後、転倒してしまい、結局、対向車両とぶつかってしまった大惨事もまたいくつかある。