magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

RyzenのAPU騒動

騒動、って言うと歴史的な出来事っぽいが、この記事は、未だ騒動の真っ最中であり、単にmagcupのヘボさをあぶり出しているだけのトラブルである。昨年度、仕事用に王'様から買ってもらったRyzen CPU内蔵のノートPC(支那 Thinkpad)が、リモートワーク用に割と良かったので結局、二台目のRyzen 7ノートも購入し、調子にのってさらに今度は、仕事用に自分の金で買おうとして失敗したのである。やはり他人様にたかって生きているのが正解なmagcupなのであった。
 
間違い購入の顛末と言うかmagcupのバカさ加減は単純である。これまでいろいろなベアボーンを何十回も買っている、Shuttle-Japanで、DA320と言うRyzen用(CPUは別)が発売になり、

と宣伝文句なのだから、どのRyzen CPUでも良さそうだ、と、素人magcupは、咄嗟に思い込んでしまったのだ。このとき、Shuttleのサポートリスト をしっかりと見ていれば、

  • Ryzen™ 3 2200G 3.5GHz、3200G 3.6GHz、Ryzen™ 5 2400G 3.6GHz、3400G 3.7GHz、PRO 3400G 3.7GHz

と、対応範囲は結構狭いことに気が付いたはずである。あるいは、「APU」と言う見慣れない用語(AMDの造語でGPU内蔵CPUのこと)について調べていても気が付いて何とかなったはずである。
しかし、つい、Intel Core i のベアボーンのときの経験で、ソケットとTPD(消費電力)さえ合っていれば大丈夫、と、勝手に思い込んでしまい、

  • DA320(ツートップ)、Ryzen5 3500X、Crucial DDR4-2666(8G×2)、PCIe M.2 SSD CT500P1SSD8(500G)

を、楽天でささっと注文してしまったのである。3500Gでなくて、GPU内蔵でない、3500Xを買ってしまったのだ。

もちろん、BIOSも起動すらしないので、DA320購入先のツートップに問い合わせると、サポートセンターに回してくれ、ささっと「DA320に対応しているのは~Gだけっすよ」と言う、ありがたい恐怖メールをいただいてしまった。
仕方がないので、次の楽天買い回りで、Altair(アルテアではなくアルタイル)に、Ryzen3 3200G(22,827円)を注文したら、日が変わって、ポイント倍増日でなくなってから、「実は在庫切れてました。すんません」と言うヒドイ連絡をいただいた。普通、こういう場合、☆が1つかゼロのショップレビューを書くものだと思うが、楽天は、ショップによる強制キャンセルに関しては、一切レビューを書かせてくれない仕組みになっている。楽天は送料無料化にゴネるショップには厳しいが、いい加減なショップには寛容なのだ。
仕方がないので別の店を探したら、どれも三万円以上である。なお、楽天市場で検索する際、余計な検索オプションを付けると全然引っかからなくなる。型番だけで検索するのが良い。

もう一つ、さらに困ったことには、既に買ってしまった Ryzen5 3500X を収納できるようなベアボーンキットが全く見当たらない。AsrockのDskmini X300などもAPU専用である。自分でマザボ・グラボ・電源・ケースを買い揃えるほかないのか? ぱそこん工房と言う通販(ツートップのトラブルシューターとして契約しているらしい)で、Ryzenセット なるパーツキットが売られているのだが、これがG無しのRyzen CPU付きで、かつ、グラボなしなのである。CPUをオプションにして、グラボを付けて売って欲しい。
chimolog.co
 
www.gdm.or.jp


(後記)6/17(木)tommys shop楽天店から、Ryzen3 3200G(30,969円)が届いた。喜び勇んで開封し、DA320にセット。グリース塗布、放熱器ネジ止め、電源ON、、、、DPで無出力、HDMIに付け替えてダメ、もう一度DPにして、ようやくBIOS画面が表示された。まるでUSB(Bタイプ)の逆差し問題と同じである。