magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

Deskmeet X300プロジェクト(5)ドライバとブート

▽前回の続き
magcup.hatenablog.jp

Asrock社の小型グラボ内蔵ベアボーンDeskmeetシリーズ、AMD Ryzen用がX300
これに、以前、間違えて買ってしまったGPUAMDの言葉ではAPU)非内蔵のCPU Ryzen5 3500Xを入れて組み上げようという算段。
ゲーム用ではないので、最廉価のグラボを玄人志向で購入、RD-RX550-E4GB/LP(Radeon RX550、4GB)。
 

組み立て中のようす。グラボ付属のCDは使わなかった。BIOSの段階からグラボ側から映像出力。

 

BIOSの「Bootメニュー」では、ブートデバイスの指定は出来ず、FastBootかどうかを選ぶのみ。FastBootではUSBデバイスからのブートはなされない、と説明書き。

 

メモリの取り付け(1,2,4枚)と、M.2ボードのうち、Wi-Fiの取り付け

 
 

 
気を付けるべき点を書いておく:

  1. メモリ挿入位置が決まっていて、間違えると起動しない
    • デスクトップ用メモリDIMM、1,2,4枚のみに対応。1枚のときはCPUと最遠の場所。
    • 四つあるスロットの間違えた位置に挿してしまうと、全く起動しない。ラッチが片側だけで、とても挿しにくい。
    • エラー表示のLEDや、ビープ音用スピーカーは一切無いので、BIOS(UFEI)画面にたどり着くまでは手探り状態。
  2. M.2は大小二枚重ね。まず、小さなWiFiを付けてから、SSDをその上に重ねて装着。
    • Wi-Fi同軸ケーブルのSMAコネクタ位置が分かりにくい。パンチング孔を自分で突き破ってコネクタをナット(ナット外径8mm!)で取り付ける。
  3. 最初にBIOSが立ち上がる際にTPMをリセットするか聞いてくる。多分、Yesで良い。
  4. BIOS(UFEI)で「ドライバの自動インストーラーをONにするか?」のメニューがあるので必ずオンにする。
    • Shuttle社のドライバCDのオートインストーラーに慣れてしまうと、webから一つ一つダウンロードしてインストールするのが大変。昔は何とも思わずやっていたのだが、、、、。
    • Windowsが初回に立ち上がってすぐに、ドライバの自動インストーラーを使うか?と右下から聞いてくるのですかさずYes
      • 前もってLANケーブルはつないで置く。LANドライバは自動インストールらしい。プロキシ等の設定が必要な環境だとどうなるのだろう、、。
  5. BIOS(UFEI)でBoot機器指定がないが気にしない(FastBoot on/offのみ)
    • USBに起動用Win10(仕事場では依然としてWin10を推奨)を挿して電源を入れると、すんなり起動。
      • と言うことは使用中にUSBを挿して再起動すると勝手に立ち上がって危ない気がする。一体、BootMenuはどこにあるのだ?
      • 〔後記〕分かった。USB起動は、FastBootの有無で設定する。FastBoot=ONだと、USBからは起動しない。HDDが二台とか、細かい設定はUFEIでは出来ない。
  6. Shuttle社製のWi-FiアダプタWLN-M(M.2タイプ)も動いた。もちろん、Shuttle製のドライバを自分で入れた。
  7. Windowsが立ち上がると、HDMI経由でモニタからうるさい音が出る(やっと音が出る、と言った方が良い)ので、コンパネ~サウンドで「サウンドなし」に設定。
    • 思い出してみれば、Shuttle社のスリムタイプ ベアボーンでも単体では音は出なかった。BIOS画面が出るまでいつも一騒動だった。

次回はここ