magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

(父の想い出)オガライトとオガ炭

父の想い出と言うよりは、母方の実家の話である。元々は炭屋(薪炭業)で、炭や豆炭の販売店だったのが、時代の流れで、昭和40年代にはオガライトも扱うようになって行った。
知り合いの製材業者がオガライトの製造機を導入して、それを一度見に行ったことがあるが、おがくずがプレスされて自動的に、表面に焼き色がついて筒状の形になってシューッポンと次から次へと出て来るのが楽しかった。magcupの家でも風呂を沸かす燃料が木材からオガライトになって、それ以降、なぜか煙突の掃除が要らなくなったのを覚えている。それまでは数か月に一回、煙突を外して父親と一緒に空地へ行って煤まみれになりながら掃除をした記憶がある。なぜだかは分からないが燃焼効率が高かったのであろう。
更にその後、ガス釜が普及し、家では新し物好きの父親が深夜電力の給湯システムに切り替えたので、オガライトを見ることは無くなったが、実家に遊びに行くと、電話で注文を受けると、さっと軽トラに積み込んで(この手伝いは何回かさせられた)、社長である長兄の奥さんが運転して配達に行く光景が目に浮かぶ。注文はひっきりなしにあり、お店も繁盛していたようだ。

最近、「オガライト」で検索すると、アウトドア用のバーベキュー燃料として健在のようで、また、オガライトとオガタンは別物であることを知った。オガライトを蒸し焼きにして炭化したのがオガ炭らしい。magcupが母方の実家に遊びに行っていた当時(昭和40年代)には、オガライトしかなかったような気がするが、呼び名としてはオガタンとも言っていたので、気が付かなかっただけなのかも知れぬ。