父の想い出、と言うより、母方の祖母の実家、の昔話。
昔々、亀田の袋津に、西崎覚流、とおっしゃる、通いの住職がおってな、、
と、母方の祖母から聞かされていた。小池家はあんこ屋さん。
そしてその覚流和尚には四人の子供がいて、タマキ、サイ、ケンイチ、そしてもう一人妹。祖母は「サイさん」と小池源太さんの間に八人兄弟として産まれたのだと言う。
そして母の兄弟の「ケンイチさん」は、単身、北海道は室蘭に渡り、教師になり、そのお子さん「西崎緑」師匠が、西崎流の舞踊の始祖だとか。大分前に、覚流師のお墓を北海道に移転されたと言う。
検索すると、室蘭の広徳寺に確かに西崎覚流和尚のお墓がある。そして、西崎緑さんは、湧別町の町制施行を記念して「湧別小唄」(昭和28年)の振付をなさっておられる。
ただ、舞踊の「西崎緑」さんと言う師匠は、何人かおられるのでどの方なのだろうか、、、
(後記)2021/7/16、亡母の戸籍を取った。祖母は八人兄弟の三女であり、明治四十三年九月十五日生まれであること、そして、祖父と結婚したのが昭和八年二月九日であることが分かった。
(後記)2022、最初に祖母から聞いたときは、新潟弁で「フクロジ」と聞いたので、最近まで袋路だとばかり思っていた。地名検索で、袋津だと言うことがようやくわかった。