今度はあまりうまく行かなかった話。と言ってもColemanのせいではなく、ヨドバシの固形燃料「パール金属 H-5742懐石 卓上コンロ用カップ燃料」が不良品だった言う話。六個入りの半分が、可燃部分が蒸発し、大きさが半分くらいに縮まっている。アルミ箔のカップも腐食してぼろぼろで、製品のビニール袋の中も、得体の知れない粉末がぼろぼろとしていた。その時点で交換を申し出るべきだったのかも知れない、、、。
水を1リットルほど(ほぼ満タン)入れて、1個目の良品の燃料でスタート。10分くらいで火が弱くなり、15分で消火。泡は出るが沸騰に至らない。2、3、4個目がどれも不良品の固形燃料で大きさが半分くらいに縮まっている。火は着くものの、ボウボウと燃える音だけが大きく、熱量はあまりないようす。どれも10分くらいで消火。5個目に至ってようやく良品が出て来てくれた。5個目に取り替えてからわずか5分で完全沸騰。トータルで1時間かかった。わかったことは、
- 固形燃料は密閉が悪いと劣化する。
- ビニール袋入りのものは、購入時に既に劣化している場合もある。
- 劣化(=蒸発)して小さく縮まった燃料は着火はしても熱量が殆ど無い。廃棄すべき。
- 可燃成分が蒸発してしまって、残った部分は「燃焼を遅くさせる成分」と思われる。
- 1つの固形燃料で1リットルの水は沸騰出来ない。どうしても二つ必要で所要時間は20分弱。
- 500mlであれば一つで沸騰可能。
写真は劣化していない、まともな固形燃料の燃焼時。コンロはサバ鍋用に購入した一人鍋の台。