magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

東海村バス旅行帰路便

帰りのバス停が非常に見つけにくい。交差点を曲がる前のところなのだ。もしぎりぎりの時間にバス停に到着していたら絶対に見つけられなかったと思う。郵便局の隣、セブンイレブンの向かいである。一体、また来ることがあるだろうか。
帰りの便も一応快適。一応、と書いたのは、三時間半もかかったから。それも、別に遅れたわけでなく時刻表どおりなのだ。
東京駅近傍で停車する場所が行きに比べて多いのであるが、結局、渋滞が大きな原因だ。朝も夕方もどちらも上り便だけがとてつもなく遅いのだ。どうして非対称になるのか最初は分からなかったが、良く考えれば行きは四方八方に散らばるが帰りは一極集中である。大都市ならではの現象であろう。
時間がもったいない人のために、途中、つくばエクスプレスの駅がある「八潮」で降ろしてくれ、安価な乗り換え券「レール&高速バスライド」を有償販売してくれる。この乗り換え券は、切符としてそのまま使えるらしく100円で販売される(TeXの正規運賃470円が100円になる!)のだが、それを理解しない乗客(十三人中、一人だけ降りた)の対応がおかしく、また、かわいそうだった。

  • 運転手:乗り換え券は?
  • 乗客:無料ですか?
  • 運転手:いえ、有料です。
  • 乗客:じゃあ駅で買うからいいです。

運転手さんもやれやれと思ったことだろう。しかしこういう誤解を解くためには、かなりくどくど説明せねばなるまい。文面で車内に掲示しておけば良いのにと思った。

途中、10分の休憩をとった守谷SAはこじんまりして、なかなか快適である。帰りの便だけ休憩がある。運行時間も一時間程度余計にかかるからだろう。恒例により?、ジャンボシュウマイをいただいた。十分間の休憩時間である。運転手が渋滞に対応するためのものなのだろうなと思った。
出発前にカウンタで人数(13人)を確認してから出発した。

バス自体はとても快適。もちろん、隣の席が空いていればの話である。
バス停とバス車内の表示は、東京駅の乗り場は8番停留所に変更になったと、ちゃんと書いてある(茨城交通のwebサイトは7番)。帰路便は色々な停留所からひとりずつ乗車してきて結局、7人になり、さらに水戸インターで数人乗ってきて結局、13人になった。ちなみに往路も十人くらいであった。

最後は落語にも良く登場する吾妻橋を渡って、地下鉄の浅草駅で一人降車、後ろに神谷バーを見ながら上野、東京駅へ。結局、ほとんどの人は東京駅まで乗っていた。乗り換えが嫌だからバスにしたわけで、納得する現象である。一時半に出発して着いたのは五時である。新幹線なら大阪どころか最近なら神戸も過ぎてるよ、と突っ込みたくなるが、時間さえ気にしなければ楽しい旅であった。