magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

父の葬儀10-自動車の運転について

(父の想い出)父が車の運転を止めたのはいつのことだったろう。
若い頃からスクーターに乗り、会社が社用車を社員の通勤用に貸し出してくれてからは、社名の入ったかっこのわるい車を自宅の前に泊めていた。その後、会社が諸般の理由で社用車の貸し出しを止めて後、ホンダのシビックを買った。70年代始めだと思う。それから今度は、路上駐車の規則適用が厳しくなって家の目の前でも停められなくなったので、ブロック塀を壊して庭に駐車スペースを作り(70年代末頃)、さらにその後、80年代中頃に、アウディディーゼル車に変えた。
あとはもう自分は盆暮れにしか帰省しなくなったので良く分からないが、電柱にぶつける自損事故を起こしてしょげていたので、「若い自分(magcup)でも運転が恐いくらいなのだから、もう止めたら?」と聞いて見ると、あっさり、車を売却してしまった(全損だったかも知れない、詳細不明)。その頃は、もう、定年で移った会社も辞めていて通勤の必要もなくなっていたので、90年代末頃だと思う。未だ、高齢者運転事故が大きなニュースになるよりずっと前だった。
今思うと、父があっさり運転を止めてくれたのは本当にありがたいことである。合掌。


(後記)8/15記、子供をチャイルドシート無しで乗せて運転していることを思い出した。チャイルドシートの使用義務は平成12年4月1日施行の道交法改正なので、2000年始めまでは運転していたことになる。いずれにしても高齢者云々の話が出る前であることには変わりない。

(後記)父からの昔のメール(g31004@nifty.com)が、2008/11/30 19:39に来ている。その中で、「運転免許は9月に更新しましたが、18年間乗ったゴルフは廃車しましたので安心を。」と書いている。ゴルフと言うのはフォルクスワーゲンの車であり、当時、自分が、「運転はもう止めたら」、としきりに言っていたような気がしている。何と、意外と結構長く運転していたのだ。頻度は減っていたのだろうけれど。