別に本稿は「父の想い出」の内容ではないのだが、タイトルで検索する際にある程度、共通のタグにしておいた方が良いと考えて「父の想い出」とした。その前のタグは「父の葬儀」である。
8/12(月、休日)、13と、帰省して墓参りとお寺への挨拶を済ませた。12日の夕方、ホテルに宿泊。お盆で、いつもの安宿が取れなかったので駅から少し離れた超高級ホテルである。昔はAホテルと呼ばれていた。その費用たるや、合計で¥44,350(税込、朝食付)であり、いつものTインに比べて三倍近い。おまけに貧乏人のしがなさでつい、「電子レンジないじゃん!」とか思ってしまい、ますます凹んだ。まあ、良いホテルではあったが。
実家から寺まで、義母(亡父の再婚相手)を同道して、タクシーで行った。若い運転手さんだったがZ寺の場所をご存じだった。お寺の門をくぐり、本堂をちょっと覗き誰もいらっしゃらないかと思って、玄関の方から方丈様を呼び出してご挨拶したが、実は番をされている方(方丈様のお姉さまとおっしゃっていた)が隅の方におられた。お布施は1+0.5(盆礼)、それにN市の伯父がよこしてくれた盆礼も合わせて差し上げた。その後、本堂とさらにお墓の方に回って焼香し、茶わんで水を貰いお墓にかけてお花を上げて線香に火を付けた。お布施・お花・線香は既に義母が準備してくれていてありがたかった。ちょうど昼時で、回っているお坊さんが一人だけだったが順番を待って来て貰い読経をお願いした(こちらは0.1だった)。既に長男家・次男家もお参りに来ているようで、お花が上がっていた。うちにも片方の花入れだけに一束上げてくれていた。亡父が見たらまた「必ず一向かいで上げるところを片方だけあげて、」と嫌味を言うに違いないと思った。
暑さでふらふらになりながら、義母が冷たい蕎麦か何かと言うのを聞いて困ったと思いつつ、三越まで歩き、取り敢えず中へ入って案内板を見ると上の方にレストラン街があったので、これは天の助け、とエレベータで上がり、そうめんや冷やし中華をいただいた。その後、しばらく話したあと、今度はUCCに入ってアイスやコーヒーをいただいた。支払いは全部やってくれたのでありがたかった。やはり相続時に動産(0.8)を全部渡して良かったと改めて思った(迷いは全くなかったが)。