magcupの日記

何でも引き付けるカップ、magcup

キャンディ♡キャンディ

忘れられない漫画・アニメ。もう三十数余年前、高校一年生のときに、父母と一家揃ってアニメを一緒に見ていた、「看護婦さんは大変だねぇ、一人の患者が亡くなっても他に大勢患者さんが居るわけだから泣くわけにもいかないし」、そう、他人事のように言っていた母親がそのわずか数ヶ月後に白血病でこの世を去った。ウィリアム・マクレガーを恩人のウィリアム大伯父とかん違いしたキャンディの看護学校でのドタバタ劇だったと思う。
キャンディ♡キャンディの後半部分の話は「自分の道を見つける」がキーワードで、アメリカに帰ってきたキャンディが、近所のお医者さんでのアルバイト経験を通して看護婦と言う職業に関心を持ち、メリージェーン看護学校に入学し、生真面目な優等生フラニーハミルトンとの確執、記憶喪失で運ばれてきたアルバートとの再開、スザナ・マーロウとの対決、そしてテリーとの別れなどを通して成長して行く話。当時は日本中がセーラームーンの負けるとも劣らない大変なブームを巻き起こした。自分は、看護婦を目指し出す後半部分のアニメを見出してから夢中になり、掲載雑誌のなかよしも毎月購入していた。主人公が特にアニメの中で頻繁に口にする「私も自分の道をみつけなきゃ」が当時の自分の頭の中でひたすらこだましていた記憶があり、良い影響と思い出を与えてくれたアニメだと感謝している。